自転車の乗り方
自転車は歩行者とともに交通弱者と言われており、歩行者の事故と同様に事故の中でお年寄りと子供の自転車事故の占める割合が非常に高くなっています。また、自転車は弱い立場にあるといっても、歩行者に対しては、時として加害者に場合も少なくありません。さらに一方では、駅周辺において無秩序かつ大量の自転車が放置されて歩行者の妨げとなるなどの大きな社会問題にもなっています。自転車を利用している人は、こうした実情を踏まえて交通ルールとマナーを守って安全な運転をしましょう。
自転車も自動車と同じように道路標識や道路表示を守らなければなりません。特に一時停止の標識のあるところでは必ず一たん停止し、信号を守りましょう。
道路を横断する場合は、近くの自転車横断帯や横断歩道を渡りましょう。横断歩道を渡る時は自転車を押して渡るようにします。
自転車は車、特に大型車が右左折するときは車の運転席から見え難いので、車との間隔を広くとったり、車が右左折するので待つなどして巻き込まないように注意します。
止まっている自動車のそばを通るときは、ドアが急に開くことがあるので、速度を落とすなどして注意を怠らないようにようにしましょう。
歩道は自転車歩道通行可の標識・表示のあるところしか通行できません。歩道を通るときは、歩行者に注意するとともに、歩行者の妨げとなる場合は一時停止します。
自転車は駅周辺などに放置することなく決められた場所にきちんと駐車しましょう。

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