省エネ整備
エアクリーナーの中にフィルターにゴミや埃がたまると、空気の通りが悪くなり、その結果、空気と燃料のバランスが崩れ燃費が悪くなったりします。フィルターは時々点検しましょう。点火プラグが汚れていたり、電極の隙間がふぞろいなったりすると、点火に十分な火花が出ず、火花が弱いと不完全燃焼を起こし、出力が低下して燃料を余計に使うことになります。マメに点検しましょう。そして、バッテリーが弱くなるとエンジンがかりにくくなり、それだけでも燃料がムダとなります。特にエアコンを使用する場合はバッテリーも疲れがちになるので早めにバッテリー液の量を確認して比重をはかり、低いときにはすぐ充電するなどして常に最良の状態を保つようにしましょう。
タイヤの空気圧は燃料消費と大いに関係があります。空気圧の不足しているタイヤは、重い足をひきずって走っているようなもので燃料消費がかさみます。タイヤの空気圧が低くなると、ハンドルが重くなったように感じるので点検しましょう。そしてエンジンオイルの量が不足したり、汚れたままにしておくとエンジン各部の滑りが悪くなります。その結果、摩擦抵抗が大きくなって、燃料の燃費効率が落ちてしまいます。エンジンオイルはこまめに液量と汚れをチェックしましょう。

copyrght(c).道路と交通の豆知識.all rights reserved