チャイルドシート

現在の国土交通省の安全基準に合格したチャイルドシートは210数種類、売れ筋は3万円台だそうです。交通事故総合分析センターによるとチャイルドシートを着用していない場合、致死率は4.5倍にもなるそうです。
チャイルドシート購入の問題点は、チャイルドシートの選び方、チャイルドシートの取り付け方、子供達をチャイルドシートに慣れさせる方法です。選び方のポイントは座席の形と台座にシートがピッタリと合う事です。次ぎはシートが余り重くないことです。重量があるのは、乳幼児の兼用タイプやシート部分が回転するなど高機能製品が多くなっています。重量があるとシートの取り付けや取り外しが面倒で、過って取り付けてしまうケースも多く発生しているようです。それに値段が高ければ安全とも限らず、チャイルドシートも年々改良が重ねられ、使い勝手が良くなっているので、長く使えるものより、乳児用、幼児用、学童用と子供の成長に合わせて選んだほうが良いでしょう。取り付け方は、20年以上前にシートの装着を義務化したアメリカでも取り付けミスが目立ちました。日本でもJAFがシートの取り付け状態を調べた結果、しっかり取り付けていたのは32%に過ぎなかったそうです。日本のマニュアルは何度読んでもわかりにくく、正しく装着できたかどうか分かりません。3cm以上のぐらつきは、事故の時に、前の座席やダッシュボードに頭をぶつける可能性があります。あとは乳幼児の慣れの問題があります。シートをリビングなどに置いて、子供達に遊ばせてみましょう。子供は次第に慣れ、車に装着したシートでも嫌がらないようになります。

道路と交通

       copyrght(c).道路と交通の豆知識.all rights reserved

スポンサーリンク